「ご縁」でお馴染みの「五円玉」。
この五円玉と家にあるものだけで金運の神様とのご縁ができれば儲けもの。
もしも今お財布の中に五円玉があれば、試しにつくってみる価値ありですよ。
心を込めてつくれば効果も倍増するはず。
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現代に残る「福銭」のならわし

福銭(ふくせん)という言葉を耳にしたことありますか?
もともとは、神様に奉げられた賽銭などのお金を人が拝借して世の中に回すことに起源があるようです。
縁起の良い神様のお金を借りて一年間商売をしたら、しっかり儲けて借りた額の倍をお礼として返納するシステムがあったとのこと。
昔の人は商いの元手に「福銭」を使うことで商売繁盛を願っていたのでしょうか。
有名なのが日光の外山毘沙門天縁日。
正月3日の縁日にはお堂が開かれ、年に一度の「福銭貸し」が行われています。
近隣で商売をしている人たちが、去年借りたお金を感謝とともに倍にして神様へお返し、またその年に必要な福銭を借りて帰るそう。
五円玉で作れる金運のお守り

神様から借りたお金で、お金と縁をつないで財運を上げるという古来からの縁起もの「福銭」。
実は、ピッタリの五円玉があれば作ることもできます。
手順は以下のとおり。
《用意するもの》
1.あなたの生まれ年に製造された五円玉
2.酢や醤油、ケチャップなど
3.消しゴム
4.細い紐、糸や毛糸
《作り方》
1.五円玉についた汚れを落とします。
2.酢や醤油などの調味料を使って、ブラシ等でこすると硬貨本来の輝きを取り戻していきます。
3.水洗いしたら、乾いた布などで拭いてください。
4.その後、消しゴムを使ってピカピカに光るまで五円玉を磨きます。
5.仕上げに、紐や糸を穴に通して結びます。(金運ということで金色や黄色、あるいは縁起の良い紅白のものがおススメです。)
《使い方》
磨き上げてお好みの紐を通した五円玉は「福銭」として、金運を上げるお守りになります。
財布の中に入れて持ち歩いたり、通帳と一緒に保管したりとお金にまつわるものとセットにして大切にしましょう。
ふだん何気なく使っている五円玉。使い方によってはお金との「ご縁」を結ぶ、たのもしいお守りになってくれそうです。