独女のみなさんなら一度は口にしたことがあるあの言葉。
その謎がついに(?)解き明かされます。
謎が解けたそのとき、あなたも「イイ男」をゲットできるヒントを手に入れることができますよ。
さぁ、謎解き藤沢ワールドへいざ出陣! 笑
独女が呟く言葉第一位の謎解明

藤沢あゆみです。
あなたは、こんな言葉をつぶやいたことはありませんか?
「イイ男はみんな結婚してるのよね~」
わたしは、あります。
それも何度も。
なぜ、すてきなひとって結婚してるんでしょうねー。
ついに、その謎が分かってしまいました。
謎が解けたところで、イイ男が結婚していることには変わりないのですが、その理由さえわかれば対処も可能です。
そのココロとは……。
イイ男って、栗ご飯なんです。
何のことって思いますよね。
では解説しますね。
なぜ栗ご飯≒イイ男なのか

あなたは栗ご飯、好きですか?
わたしは大好きです。
毎年一度は食べたくなります。
ちょうどいまシーズンですよね。
ですが、機会を逸してしまう年もよくあります。
なぜなら……栗ご飯をつくるのは、とにかくめんどくさい 笑。
栗って硬い皮に覆われていて、その皮をむいてもさらに渋皮という、樹木の表面のような文字通り渋い皮が張り付いていて、それをきれいにむかないと栗の実は現れません。
時々スーパーに、ご飯に入れるだけで栗ご飯が炊ける、むいた状態にした栗が売ってあります。
わたしも買って炊いてみたことがありますが、残念ながら、実家でよく食べていた栗ご飯とは、全然風味が違いました。
それはなぜか、栗むき機で、渋皮をきれいにむきすぎなんですね。
むけているけど少し渋皮が残っていて、何とも言えない風味があって、ご飯に渋皮から出るピンクの色がうっすらついている。
その状態にするには、ひとつひとつ手作業でむくしかありません。
わたしの実家ではその手作業は父の仕事でした。
包丁で硬い皮をむき、うす皮をはがす施業はもう職人技。
最近、栗をむく道具も売られていて父はそれをつかうようになりましたが、分厚い皮は、いまも包丁でむいています。
まさに、イイ男とは、手間をかけて作られた栗ご飯なのです。
そして手間をかけたのは誰か?
そうです、彼の奥さんなのですね。
さらにいいますと、栗は収穫するところから手間がかかっています。
近寄るのも怖いイガのなかに、いくつかの栗が入っていて、それは食べごろになると木から落ちる、それを山にいって拾い、火鉢でこじ開け、長靴で踏んで栗を取り出す……。
まさにこれぞ、道なき道を行き、イイ男に遭遇する作業に似ていませんか?
栗ご飯は労せず食べられない!

栗の収穫は、栗拾いという通り、栗自身が食べごろにならないと落ちてきてくれません。
そしてそれを見つけて、引っぺがさないと栗を収穫することはできない……。
そうしてできた栗ご飯は、めちゃくちゃおいしいのですが、それは栗そのものの味のみならず、そこに至る手間に心をはせるからじゃないでしょうか。
あなたが田舎育ちじゃなく、料理に興味がなかった場合、こんな風に栗ご飯ができていることを特に意識をしたことがないかもしれない。
でも、なんと言いましょうか、ていねいにつくられた波動というのは、おのずと伝わるものです。
たとえば、この季節、サツマイモもおいしいですが、サツマイモご飯を炊くと、色的にも栗ご飯っぽい代物ができますが、違うんですね。
おいしいけど、あの味にはかなわない。
それは椎茸と松茸くらいの差があります。
イイ男はみんな結婚しているというのは、栗を収穫せずして、下ごしらえもせずして誰か栗ご飯を食べさせてくれないかなといっているようなものです。
つまり、逆ナンでも合コンでもお見合いでも職場でもいい、男性を根気よく見つけてきて、自分と付き合うことによって磨き上げてイイ男に育てられたらノー問題で、イイ男と結婚している女性は、それをやっているわけです。
栗をむくには、包丁で硬い皮をむく力仕事と渋皮をむく繊細な作業、両方が必要です。
あるときは肝っ玉母さんのような包容力で、またあるときは天使のようにかわいく、人妻は彼を育ててるのであります。
栗拾いに行こう、そして栗ご飯を自分でつくろう。
自分でつくってこそおいしさもひとしお、ひとにうらやまれる男にもなるってもんです。
イイ男は、自分でみつけ、つくるんです。
それが楽しみになれば良縁はすぐそこです!