ノースキャンダル女性タレントの初スキャンダルに湧くお茶の間。
果たして、この責任は一体誰にあるのでしょうか?
既婚者も独女も人ごとではないこの話題、藤沢先生が一刀両断します。
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不倫は文化?

藤沢あゆみです。
ベッキーの不倫発覚、まだ波紋を投げかけているようです。
あなたは、どのように感じましたか?
今回はこの話題を通して、不倫の恋について考えてみたいと思います。
彼女のように美人で好感度が高く若いひとならいくらでも、未婚のいいお相手がいそうですが、彼女は彼を好きになりました。
大人になると、相手も結婚していることが多いから不倫が起こりやすい、などと言いますが、ベッキーのお相手はまだ20代。
既婚だと知らされていなくて、すっかり恋に落ちてから知らされた、という報道が事実なら、心中察しますが、好きになったひとに彼女や奥さんがいたなんてことは、たいして珍しいことではありません。
好きになったひとが既婚者で、LINEをする、それもよくあることです。
そこを切り取って、公にするとセンセーショナルですが、表に出るか、出ないかだけ。
進むか引くか

そして、分岐点も幾つかあります。
どんなに彼が好きでも、既婚者と分かった時点で、立ち去ることも可能です。
既婚ということを隠していた彼はまさにゲスの極み、なとど言われていますが、人生何があるかわからないのです。
以前にした人生の選択を、なかったことにしたい出会いだってある。
そして、進むことも引くこともできます。
すべて、自分の意思で選べるのです。
では、この件が明るみに出ていなくて、彼らがこのまま付き合い続けられて、この恋を成就させることができたとしたら、彼らはしあわせでしょうか?
それは、そうなってみないとわかりません。
発覚しなかったとしても、支えたひとに別れを告げられる女性の悲しみのエネルギーは違った形で二人の恋を阻むのではないかと思います。
自分と結婚しているのに、素敵な異性と出会ったら、自分のことをただの友達というひと。
自分を差し置いて愛人を実家に連れて行くひと、冷静に見るとゲスの極みですが、渦中にいると、なぜか自分だけは例外だと思ってしまいます。
自分と結婚したら、自分がそれをされる可能性があるわけですが、そこは見えなくなります。
自分がファイナルアンサーだと根拠なく信じるのです。
たったひとつの真実は、すべてを投げ打ってでも好きだと言えるひとに出会ったことです。
もしかしたら、いい子の看板を下ろしたい深層心理もなかったかなと感じます。
本当にそこが心地よくて手放したくなかったら、ずるいところを見た時点で 立場>恋愛 になりますから冷めてしまいます。
結果は神様からのギフト?

かなり茨の道に立たされた感がある彼女ですが、心の奥底の奥底ではホッとしてるのではないかと予想します。
ひとはやりたいことはやるものです。
そしてその結果も、自分に受け取れる現実を神さまはプレゼントしてくれると思います。
もしもバレなくて水面下でこの愛を育むことができたなら、まっすぐな彼女にとってだんだん負担になってさらに泥沼化した可能性があります。
深入りしないうちに派手にバレ、スパッと別れた。
本当の意味で等身大になった彼女は、今後、真に自分にあった人生をえらべるのではないでしょうか。
好きなひとができた、どんな障害があっても貫きたいと思った、そんな恋ができた事実は、自分の中に残りました。
そしてその恋が強制終了された。
彼と彼女だけがゲスのようですが、妻も彼を選んだ時点で人生の選択はもう始まっています。
他の女性に走った夫に制裁を加えることが、果たして自分にしあわせをもたらすのか、すべてのひとが人生の選択をしています。
不倫に略奪、どちらかが悪いように見える関係も、まさに、両成敗なのです。