恋愛コラム

第31回 好きなひとに決して言えない黒歴史があるあなたへ

今回は不穏な雰囲気のご相談。

胃がもたれそうな重めな相談も、恋愛相談界のご意見番がかる〜くライトに解決してくれました。

黒歴史をお持ちのみなさん、今日から夜中にケーキを食べましょう!

不安があるのが安心

藤沢あゆみです。

ちょっとヘビーなご相談を受けました。

「彼と結婚話が出てるのですが、実は隠していることがあります。彼に隠し事があると伝えたら、過去のことは話さなくてもいいと言われました。でも、自分の過去を責める毎日で、黙ってられない性格なのでいってしまいそうです」

実は結婚している、とかは言ったほうがいいと思うけど男女関係のことではないそうです。

彼女はさらにこんなことを言いました。

「彼は今年大殺界の最後の年だし、最後の厄年で、私と出会ったのは彼にとって厄かなと思うし、春には彼の勤務地が変わりそうで動向が読めず心配です」

あれ? なんだかおなやみ増えてるYO!(意味なくラップ調

隠し事があって、これ言ったら嫌われそうだけど、言って楽になって、しかも嫌われなかったという安心が欲しい、ここまではわかる。

でも、大殺界に出会った私は彼にとって厄じゃないかとか、彼の動向が読めないことが不安だとか。

彼に話すなと言われたことで、新たに不安になる根拠を見つけ出して安定したいのかなと感じます。

不安を取り上げられたら、新たな不安を見つけると安定するんですよ、これが。

罪悪感は“感”でしかない

実は、どんな過去があるか、言って嫌われるか嫌われないか以上に怖いのが今の心のあり方です。

「自分の過去を責める毎日で」ここです。

罪悪感ですね。

自分を責めている限り、言っても言わなくても同じです。

言って自分は楽になるかもしれないけど、罪悪感のエネルギーをひとに、それも一番大切なひとにどーんと渡すだけなのです。

泥のついた重〜い米俵を彼に渡すところをイメージしてみましょう。

やりたいですか、そんなこと。

黒歴史のひとつはある、ほとんどのひとはそうじゃないでしょうか、もちろんわたしにもありますよ。

だけど、だから恋愛コラムを書くひとになってるし、これまで出会った男性とも付き合えたと思います。

その経験が、自分のものの見方になっているので、柔軟な視点になっていると勝手に自負しています。

あなたに新しい出会いがあったこと、あなたにいまがきていること、それはあなたがゆるされているってことです。

そして彼はゆるすって言ってるわけですよね。

過去のことは話さなくていい、無条件のゆるしじゃないですか!

どんな過去かわかりませんが、それがどんなことでも同じです、彼に話すなら、あなたが彼にゆるされている、いまという時間にゆるされていると言うことが、心の底から腑に落ちた時、それでも話したかったら話しましょう。

罪悪感を持たずに話したら、全く伝わり方が違います。

相手も、そうだったんだ、いろんな経験を経て、いまの君がいるんだねってなると思いますよ。

罪悪感って、罪悪「感」という通り、単に感じ方に過ぎなくて、今起こってることじゃないんですね。

なう!じゃないんです。

過去への感謝がカギ

結婚することで、その過去がひとを通じてバレたらどうなるのかも、彼女は心配していました。

確かに、過去の知り合いは、過去の自分の思いが具現化したものなのであるいはトラブルがあるかもしれません。

でもそのとき、あなたが過去の罪悪感ではなく、それでも迎えられた現在のしあわせを生きていたら、過去にのまれることはありません。

彼はそのとき一番のあなたの味方になってくれるのではないでしょうか?

全ての経験が、いまを作っているのです。

彼に会えたのは、あなたがその過去を経験したからです。

問題ないあなたなら彼には逢ってません。

過去があなたの魅力をつくっているのです。

といっても綺麗事に聞こえるかもしれませんね。

そして彼に過去の話をしたくてたまらないかもしれない。

あなたには当面、こんな目標を持って欲しいと思います。

それはあなたの過去を、昨日、深夜にケーキ食べちゃった!くらい軽い罪悪感で話せる自分になること。

そうです、罪悪感の激白って快感なんです。

だからその楽しみをあなたから取り上げようとは思いません。

言い方のテクニックではないですよ。

自分がどう感じているかです。

あなたのヘビーな過去が、夜中にケーキ食べたくらいの罪悪感になるとき、あなたは全ての過去に感謝していると思います。

どこがいまのあなたと違っても、あなたはそのひとと出会えなかったし、いまを生きていないのですから。

で、過去が現在をつくってるとしたら、いま、過去を悔いていたら過去を悔いているあなたが未来にまた具現化されるわけです。

具現化とは、いまあなたが懸念するように、誰かに過去がバレて蒸し返されるとかです。

おお怖っ! 罪悪感がいらない理由、わかっていただけたでしょうか?

では、練習です。

実際夜中にケーキを食べて「昨日夜中にケーキ食べちゃった」と、彼に激白してみてください 笑。

「で?」って感じだと思いますよ。

あなたの目指すところは、そこです。

しあわせを願っています。

ABOUT ME
藤沢あゆみ
藤沢あゆみ

作家

2003年12月作家デビュー、恋愛・人間関係・自己啓発に関する書籍を27冊上梓。
著作累計70万部。作家デビューまでに25,000人の恋愛相談に回答。

独自の人間洞察力ですべてのひとの味方になる、圧倒的にポジティブな恋愛、人生論に定評があり、いまも読者が直接恋愛相談できる場を設けている。

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