独身のアラサー・アラフォー女性なら一度は感じたことがある「若い頃みたいにモテない」という感覚。
でも年齢を重ねてもモテている女性は実際はいるわけで……。
その違いはいったい何なのでしょうか?
年齢をモテない理由にしない

藤沢あゆみです。
こんなご相談をいただきました。
「私は今年で38になりますが、恋愛もお洒落も外見も劣化してパッとせず。選ばれまくっていた若い頃は高飛車でした。それだけに今、非常に惨めで。彼氏なんて全然出来なくて、飲み会とかしても私だけがいつも声がかからなかったりするんです。もう劣化した私は恋愛はできないんでしょうか?」
ずっとモテモテのひとっています。
38どころか、40代になっても現役バリバリ、50代で結婚するとか。
あなたのまわりにそんなひとはいますか?
なぜそんなことが可能なのでしょう?
彼女たちに「なぜそんなにモテるんですか?」と、聞いたなら、こう答えるのではないでしょうか。
「なぜかなんて考えたことないけど、強いて言えばわたしだからかな」
いくつになってもモテモテのひとって、若さなんてとっくに手放しています。
10代、20代と、30代は違って当然、劣化? あたりまえです。
それをふまえて、今の自分に似合うおしゃれや、振る舞い、恋愛観を身につけていきます。
大切なことは「わたし」が魅力的であることで、アラフォーでも20代前半に見えることではないですから。
不思議なことに、老いも受け入れ、今の自分を最大限に生かしていると、周りからは「いつまでも若々しいひと」に見えます。
若々しい=若くない

若々しい、そう、若くはないのです。
だからこそ、男性も、彼女に可能性を感じ、惹かれるのです。
もちろん、若さにこだわっている男性にはモテません。
でもこれから歳を重ねていくのにそんな男性、こちらからお断りです。
38歳って若者からもオトナからもモテるいい年頃だとわたしは思いますが、「恋愛もお洒落も外見も劣化してパッとせず。選ばれまくっていた若い頃は高飛車でした。それだけに今、非常に惨めな状態で」と自分が思っていると当然こうなります。
「彼氏なんて全然出来なくて、飲み会とかしても私だけいつも声がかからない」。
俺の若い頃は、が口癖のおじさん、どう思いますか?
これを若い時は良かった思考と言います。
もういいオトナになっているのに、いつまでも若い頃と同じと思っていたら当然、自分だけ声がかからないという現象を招くでしょう。
オトナの恋愛は“シーズン2”

若い頃と同じじゃなくていいんです。
むしろ、その頃の実績はゼロになってもいい。
モテモテでシーズン1は幕を閉じ、これからシーズン2に入るんです。
ひとりの人生を長編映画にする場合、シーズン2では、演じる女優も、脇を固めるキャストもストーリーも変わります。
シーズン1で選ばれまくっていたなら、シーズン2では自分が選びまくるなんていかがでしょう?
当然玉砕だってあるけど、それすら楽しんでる。
現役感バリバリで自分を生きている魅力的なキャラクターになりそうです。
と、ここで一番大切なお話です。
あなたはこれからどんな女性として生きていきたいのでしょう。
たとえば、50代になった時も、選ばれなくなったと嘆くのでしょうか。
もう選ばれるとか、飲み会に声がかかるみたいな、待ちの姿勢ではなく、どこかに落ち着いていたいのではないでしょうか?
いつまでも現役のひとって、自分のしあわせを男まかせにしていません。
自分は自分でしあわせになる、その彩りとして男がいる。
いつも選ばれているようで、自分が選んでいるんです。
映画のストーリーだって、ヒロインの視点で描かれていて、彼女の人生を彩るキャストが脇を固めていますよね。
運命のパートナーですら助演男優です。
38歳、鏡に映った等身大の自分が魅力的であるには、と考えてみましょう。
そのことにワクワクするなら、あなたに、また出会いがやってきます。
それも思いもしないカタチで。
喪失感しか持てないのなら、同じように若さにこだわるひととしか出会いがなく、しかもあなたの中に喪失感を見てディスられると言う現実を招くでしょう。
今のあなたの思いと同じひとが引き寄せられ、思いが現実になるのですから。
若さにしがみついているのは、いつだって周囲ではなく自分。選ばれなくなった今こそ、自分が主役になるチャンス。
ぜひ未知のシーズン2を楽しんでね。