《福を呼ぶ 縁起もの寺社》金運アップの「縁起もの」にあやかる! 第3回 招き猫:宝くじが当たる!? 招き猫発祥の神社

縁起物シリーズ第3弾は、招き猫。江戸時代末期に誕生したとされる、日本独特の縁起物です。猫の左手挙げが「人招き」、右手挙げは「金招き」と言われています。近年、招き猫は東南アジアをはじめグローバルに知名度が上がり、人気も高まっているようです。

 


招き猫発祥の地とされる、浅草今戸神社
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全国に「招き猫発祥の地」と呼ばれる神社仏閣が多くあるものの、当時の言い伝えとともに現存する「招き猫」の実物や記録物がほとんどない。真偽のはっきりしないまま、招き猫発祥の地として伝説の域を出るものは稀有。

そのような実情がありながらも、現存する最古の招き猫は浅草にあり、遡ることのできる「招き猫の起源」と呼ばれている。東京浅草の今戸神社は招き猫発祥の地として有名であり、実際その福徳にあずかったという体験談も多いとのこと。

 


猫のお告げにより誕生した「招き猫」
Ema (Wooden Plaque)

嘉永5年に記された武江年表によれば、浅草花川戸に住む老婆が貧しさゆえに愛猫を手放した。その後、夢枕にその猫が現れて「自分の姿を作り祀れば福徳自在となる」と告げたという。老婆はそのとおりにしたところ、財を得たことが評判となり、今戸焼の土人形にして浅草寺三社権現(現・浅草神社)鳥居辺りで老婆によって売りだされて大流行になった、と記されている。

今戸神社の境内には「今戸焼発祥の地」の碑が立ち、招き猫発祥の地として訪れる参拝者も後を絶たない。

 


猫の石像を、撫でて開運招福
Shrine of marriage

今戸神社の拝殿脇にあるのが、対になっている招き猫の石像。この猫を撫でると願いが叶うといわれていて「石なで猫」と呼ばれる。この石像を撮影して、待ち受けにしたら高額の宝くじが当たった、という噂もある今戸神社。

招き猫の発祥地パワーもあってか、そのご利益の高さには定評がある。

今戸神社
所在地 台東区今戸1-5-22

 

縁起物のなかでも根強い人気の、招き猫。発祥の地を訪れることでその歴史を感じ、ありがたい「招き猫」のご利益を授かることができそうです。

 

キュレータープロフィール

きくりん
しんり探究家

長崎出身。関西の大学院で心理学を学び修士号取得。

1998年から5年ほどTV番組のリサーチャーとして20番組以上の企画制作に携わる。(メインの担当番組は「特命リサーチ200X」)

ヒラメキ力のあるTV番組のリサーチャーとして世界中の情報をウラとオモテから収集。
真実の追求をモットーにした専門的なリサーチ力を活かしたコンテンツ企画・メディア運営には定評がある。

その後、IT業界へ転身。2009年まで、ケータイサイトのコンテンツプロバイダー会社役員として経営やコンテンツプロデュース業に従事。

2010年に独立し、タイへ移住。

現在、しんり探究家として地球問題リサーチやウェブライティング活動中。

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